夏の暑さに弱い猫の暑さ対策をどうしようかと考えている方も多いのではないでしょうか。

◎エアコン無しでも猫の暑さ対策ができないかしら?
◎猫の暑さ対策に活用できる100均グッズはないかな
◎室内での猫の暑さ対策はどうしたらいいかな?
このように悩まれる方も多いでしょう。
そこで、この記事では、猫の暑さ対策に役立つ100均アイテムを活用した効果的な工夫についてまとめています。
- 猫の暑さ対策に活用できる100均グッズは「ひんやりマットやシート・すだれ・すのこ」他3つ
- 猫の室内での暑さ対策には「複数の水飲み場の設置・すのこを床に置く・簡易クーラーの設置」他2つ
その他、猫の熱中症を防ぐための注意点や、猫の快適な暮らし方の工夫についても解説しています。
愛猫が熱中症にならないように、快適に過ごせる環境作りの参考にしてくださいね。
猫の暑さ対策100均グッズで夏を乗り切る方法
夏の暑さは猫にとっても大きなストレス。
100均グッズを組み合わせて使うことで、エアコンがなくても猫が涼しく快適に過ごせる工夫が可能です。
工夫次第でコストを抑えつつ、熱中症のリスクにも注意しながら、猫の体調をこまめに見守りましょう。


ひんやりマット・シートを活用
100均には猫用のひんやりマットや冷感シートがあります。
冷感シートを猫の寝床やお気に入りの場所に敷くことで、体感温度を下げて涼しく過ごせます。
保冷剤を活用
凍らせた保冷剤をタオルで包み、猫の近くに置くことで冷たい空気が広がり、暑さ対策になります。
ただし、保冷剤が直接猫に触れないよう巻き方や固定に工夫が必要です。
扇風機や小型冷風機の設置
100均で買える小型の扇風機を利用して風通しを良くすると、体温を効果的に下げられます。
風量調節機能や静音タイプを選ぶと猫のストレスも少なくてすみます。
すだれで直射日光をカット
日差しの強い窓際には100均のすだれを設置して室温上昇を防ぎましょう。
猫が休む場所に設置することで、直射日光が当たらず快適な場所になります。
すのこで床の熱を遮断
すのこを床に敷いてみましょう。
床からの熱が直接猫に伝わるのを防ぎます。
通気性も良くなり、涼感アップに役立ちます。
ステンレストレーを活用
ステンレス製のトレーやお盆を設置してみましょう。
アルミプレートの代わりに活用できて、ひんやり感を感じることができます。
室内でできる猫の暑さ対策アイデア5選
室内でも熱中症にならないように、猫の暑さ対策は欠かせないところ。
エアコンを用いて室温を調整する場合は、室温が23度〜27度になるように調整しましょう。
一方エアコンなしの場合では、工夫して快適に過ごせるようにする必要があります。
以下にて、エアコンなしの場合に快適に過ごせるアイデアを4つ紹介します。


アイデア①:複数の水飲み場を用意
猫はもともとあまり水を飲む習慣がないため、夏になると脱水や熱中症のリスクが高まります。
体温よりも冷たい水を飲んで、体温を調整します。
水を複数の場所に設置しておくことで、いつでもどこでも水分補給ができる環境をつくりましょう。
特に多頭飼いの場合は互いに水を取り合うこともあるので、複数の水飲み場設置は有効です。
アイデア②:遮光カーテンやすだれで日差しを遮断
南向きの窓や日差しが強い場所には遮光カーテンやすだれを活用しましょう。
直射日光を防ぎ、室温の上昇を抑えてくれます。
カーテンボックスを使って隙間なく遮光するのも効果的です。
アイデア③:保冷剤や氷を活用した簡易冷却グッズを作る
保冷剤をタオルに包んで猫の近くに置くのも一案。
また、発泡スチロール箱に保冷剤を入れて冷気を循環させる簡易クーラーを作るのも効果的です。
冷えすぎてしまうので、直接猫の体に触れないように工夫しましょう。
アイデア④:冬毛のブラッシング
猫は夏でも冬毛が残っている場合があり、体温調節の邪魔になります。
夏前に、しっかりとブラッシングをして冬毛を除去してあげましょう。
また、長毛種の場合はトリミングも検討すると良いです。
エアコンなしでも安心!熱中症を防ぐための注意点
エアコンが使えない時でも猫を熱中症から守る対策はあります。
以下に示す5つの注意すべきポイントを押さえた暑さ対策で、猫の体温上昇を熱中症に気をつけてあげましょう。
ポイント①:風通しを良くして体感温度を下げる
部屋全体の換気を良くし、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させることが体感温度を下げるポイントです。
猫が風を直接嫌がらなければやさしい風を当てるのも良いでしょう。
ポイント②:複数の新鮮な水飲み場を用意する
猫は飲水量が少なめですが、いつでも気軽に飲めるように複数の水場を設置しましょう。
水容器を変えたり手動・自動の給水器を使ってみるのも効果的です。
ポイント③:日差しを遮り室温上昇を防ぐ
直射日光が入る窓には遮光カーテンやすだれを設置し、室温が上がるのを防ぎましょう。
カーテンの隙間からの熱の侵入もできるだけ防ぎたいところです。
ポイント④:猫が自由に涼しい場所を選べる環境を作る
猫は涼しい場所や風通しの良い隠れ場所を自分で選びます。
押し入れや狭い場所に閉じ込めず、室内に快適な逃げ場をいくつか用意しましょう。
ポイント⑤:猫の体の冷やし方
もしも、猫に熱中症の兆候が見られた場合は、保冷剤をタオルに包んで首や脇の下など太い血管のある部分を優しく冷やしましょう。
ただし冷やしすぎは禁物で、濡れたタオルで包むなど様子を見ながら行いましょう。
意外と知らない?猫が快適に過ごす夏の暮らし方
夏の暑さは猫にとっても負担ですが、ちょっとした工夫で猫も意外と快適に過ごせます。
以下にて、愛猫の夏の暮らしの環境をより良くする5つの工夫をみていきましょう。
工夫①:猫自身が涼しい場所を選べる環境づくりをする
猫は自分で快適な場所を探して移動する習性があります。
室内にひんやりマットや冷感シート、凍らせたペットボトルなど複数の冷却スポットを用意しましょう。
冷却スポットを自由に選ばせることで愛猫自身の体温調節がしやすくなります。
工夫②:サーキュレーターや扇風機を使って風通しを良くする
サーキュレーターや扇風機で風通しを良くして空気を循環させましょう。
窓を2か所開けて風の通り道を作るほか、扇風機やサーキュレーターを使って室内の空気を循環させます。
熱がこもらず涼しい環境が保てますが、猫が風を嫌がる場合は直接当てない工夫が必要です。
工夫③:日差しを遮り室温上昇を防止する
遮光カーテンやすだれを使って直射日光を遮りましょう。
日差しの強い窓は特に温度が上がりやすいため、猫の涼む場所が暑くならないように調整します。
工夫④:冬毛のブラッシングで被毛を軽くする
こまめにブラッシングして、残っている古い冬毛を取り除きましょう。
被毛が軽くなり熱がこもりにくくなります。
また、長毛種は思い切ってトリミングするのも一案です。
工夫⑤:こまめに水分補給できる環境づくりをする
猫は元々あまり水を飲まない動物です。
複数箇所に新鮮な水を用意し、興味を引く給水器や流水タイプを活用してみましょう。
水分をこまめに摂りやすくなり、暑さで脱水症状を防ぐうえで非常に効果的です。
猫の暑さ対策100均グッズまとめ
猫の暑さ対策では、100均グッズを上手に活用して、エアコンなしでも快適に過ごせます。
- 猫の暑さ対策に活用できる100均グッズは「ひんやりマットやシート・すだれ・すのこ」他3つ
- 猫の室内での暑さ対策には「複数の水飲み場の設置・すのこを床に置く・簡易クーラーの設置」他2つ
ひんやりマットや保冷剤、サーキュレーターなど簡単に手に入るアイテムで涼しい環境を作りましょう。
遮光カーテンやすのこで直射日光や床の熱を遮断することも効果的です。
複数の水飲み場の設置や猫が自由に涼める場所を用意することも大切。
愛猫の熱中症予防をしっかりして、暑い夏を安心して乗り切りましょう。








