SnowManのラウールさん主演のドラマ「愛の、がっこう」で木村文乃さんの婚約者役・中島歩さんについて紹介します。
舞台・映画・ドラマと多彩な活躍を見せる俳優・中島歩さん。
朝ドラ『花子とアン』をはじめ、近年では国際映画祭での受賞作にも出演し、演技派俳優としての地位を確立しています。
落ち着いた雰囲気と存在感のある演技で注目を集めていますが、実はそのルーツには文学的な背景と独自の学歴、そして異色のキャリアが存在。
この記事では、中島歩さんの出身高校や大学などの学歴を中心に、モデルから俳優へと転身したこれまでの経歴を詳しく解説していきます。
中島歩の経歴や学歴は？舞台から世界へ羽ばたいた実力派俳優の軌跡
中島歩さんは、その端正なルックスと落ち着いた佇まいが魅力の俳優です。
しかしながら、彼のキャリアは単なるイケメン俳優という枠に収まりません。
モデルとして芸能界に入り、舞台で演技力を磨き、映画やテレビドラマで確かな存在感を放ち続けています。
この記事では、中島歩さんの学歴から俳優としての経歴まで、正確な情報に基づいて詳しくご紹介します。
中島歩の学歴は？高校・大学生時代
中島歩さんの出身高校は、東京都文京区にある東京都立小石川高等学校です。
小石川高校は偏差値も高く、文武両道の進学校として知られています。
中島さんは高校時代にバレーボール部に所属しており、スポーツにも力を入れていたようです。
その後、進学した大学は日本大学芸術学部 文芸学科です。
日本大学芸術学部は芸術系の学問に特化した学部であり、文芸学科では小説や戯曲など、文章による表現力を養う教育が行われています。
大学時代の中島さんは「落語研究会」に所属し、人前での話術や表現を実践する場に身を置いていたとのこと。
こうした学生時代の経験が、のちの俳優業に活かされていることは想像に難くありません。
また、大学在学中から芸能の世界に興味を持ち、モデル活動を始めたことも重要なポイントです。
モデル時代は「ギグマネジメントジャパン」に所属し、主にファッション分野で活動していました。
中島歩の俳優としての経歴は？舞台から国際映画祭までの成長の軌跡
モデルから俳優に転身した中島歩さんの本格的な俳優デビューは、2013年の舞台『黒蜥蜴』です。
この作品は、美輪明宏さんが演出・主演を務める舞台であり、約200人のオーディションから選ばれて雨宮潤一役に抜擢されました。
そして、2014年にはNHK朝ドラ『花子とアン』で宮本龍一役としてテレビドラマ初のレギュラー出演を果たします。
知的で優しい文学青年役が話題を呼び、一気に知名度を上げました。
さらに2015年には、映画『グッド・ストライプス』で映画初主演を果たし、【第7回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞】を受賞。
これにより、映画界でも実力派俳優としての評価を確立します。
その後の代表的な出演作品は以下の通りです。
- 2019年：『サタデー・フィクション』（第76回ヴェネツィア国際映画祭 コンペティション部門選出）
- 2021年：『偶然と想像』（第71回ベルリン国際映画祭 銀熊賞受賞作品）
- 2022年：『いとみち』『偶然と想像』で第35回高崎映画祭 最優秀助演俳優賞受賞
- 2021年：香港映画『梅艷芳 ANITA』に出演（2022年にDisney+で日本配信）
演技の幅も広く、現代劇から歴史物、国際映画までこなす柔軟さを持つ中島さん。
海外の映画祭でも評価されており、日本国内にとどまらずアジア圏や欧州でも注目される存在となっています。
「愛の、がっこう。」木村文乃の婚約者役中島歩のプロフィールまとめ
中島歩さんは、文学と表現に触れる教育環境で学び、モデル業を経て俳優へと転身した異色の経歴を持つ俳優です。
東京都立小石川高校から日本大学芸術学部文芸学科へと進学し、落語研究会で表現力を磨いていた学生時代の経験が、現在の演技力の土台となっています。
舞台『黒蜥蜴』での俳優デビューを皮切りに、朝ドラや映画、国際的な映画祭にまで活動の幅を広げている中島歩さん。
今後もさらに成長と活躍が期待される注目の俳優です。
彼の出演作を観ることで、その演技の深さと人間的な魅力を感じ取ることができるでしょう。
