災害や地震に備えて準備しておいた簡易トイレ。
でもいざ使用するとなったとき期限が切れていた…処分するしかないのかな…
期限が切れてしまった簡易トイレは使うことができるのかな?
こんなことを考えますよね。
そこでこの記事では期限が切れた簡易トイレを処分するのではなく使うことができないのか、
また凝固剤の代用として使えるものはあるのかを調べました。
- 期限が切れた簡易トイレ、非常用トイレを使用することができるのか→使用することはできる
- 簡易トイレの凝固剤の代用品は→保冷剤、新聞紙、おむつ、猫砂、ペットシーツ
それでは詳しく説明していきます。
簡易トイレの期限切れは使えるの?
簡易トイレ・非常トイレの使用期限が切れてしまった…でもこれってまだ使える?と考えることありますよね。
期限が切れた簡易トイレでも使える
期限が切れていても使うことはできます。
災害時などやむを得ない状況であれば非常用トイレとして使用できます!
ただ、以下の点に注意が必要です。
- 凝固剤が機能せず固まらない
- 防臭効果が落ちていて臭いが気になる
- ビニル袋が劣化していて破れている
防災用トイレとして日頃から使用期限を確認しておくことがおすすめです。
災害時、断水して飲み水として用意していた水をトイレ用には使うのはもったいない。
そんなときに水を使わずに利用できる簡易トイレがあると役立ちます!
東日本大震災の教訓から生まれた3日間を生き抜くためのオールインワン!外箱が簡易トイレになります!
簡易トイレの使用期限
簡易トイレの使用期限はメーカーによって異なりますが、約7年前後のものが多いです。
密封未使用状態での期限となりますので、使用した状態であればさらに短くなると考えた方がよいです。
- 保管場所の湿度…湿度の高い場所は避ける
- 保管場所の温度…温度の高い場所は避ける
- 保管場所の日当たり状態…直射日光の当たる場所は避ける
高温多湿、直射日光の当たる場所に保管している場合、経年劣化していくことも考えられます。
また、購入した日から約7年ではなく非常用トイレが製造された日からの使用期限ですのでご注意ください!
保存年数が約15年で防臭袋もついている簡易トイレはこちらです。
簡易トイレの期限が切れていたときの代用品は?
簡易トイレの使用期限が切れていたとき、凝固剤の代用となるものを調べました。
保冷剤
保冷剤自体が水分を含んでいるため、簡易トイレの凝固剤の代用として使用すると逆効果になることがあります。
使用するには、容器の上にキッチンペーパーなどをひいてその上に保冷剤の中身を出す。
保冷剤に塩をかけて5分ほど待つと、液体が下に落ちていき吸水性ポリマーだけになります。
それを1日かけて乾燥させれば非常用トイレの凝固剤として代用することができます。
新聞紙
細かくちぎった新聞紙やシュレッダーのゴミがあれば代用品として使うことができます。
新聞紙に使用されているインクにはカーボン(炭)が使用されています。
炭は臭いの成分を吸い取って消臭する効果もあります。
おむつ
小さなお子さんがいつご家庭であればオムツが常にあると思います。
また介護用品のおむつを置いてあるご家庭もあるのではないでしょうか。
おむつとセットで防臭袋を常備している場合もあると思います。
こちらを一緒に使うことですぐに捨てることができないときは臭いを防いでくれますよ。
猫砂
猫を飼っていれば猫砂があるかと思います。
いざという時、ポリ袋を二重に重ねたところに猫砂を入れておき用を足します。
ペットシーツ
猫砂同様ですが、ペットを飼っていればペットシーツを常備しているかと思います。
こちらもビニル袋を重ねておき、その上にペットシーツを敷いてから用を足すことができます。
水分を吸収し、また臭いも防いでくれるので代用品として使うことができますよ。
コンパクトなサイズで保管場所にも困らない非常用トイレセット!災害時に貴重な水を使わずに済みますよ!
簡易トイレの期限切れは使えるの?凝固剤の代用品となるものまとめ
いつ起こるかわからない災害や地震の時に備えて用意しておきたい簡易トイレ。
定期的に使用期限を確認しておくことが必要ですが、もし期限が切れてしまっていたら使うことができるのかを調べました。
- 期限が切れた簡易トイレ、非常用トイレを使用することができるのか→使用することはできる
- 簡易トイレの凝固剤の代用品は→保冷剤、新聞紙、おむつ、猫砂、ペットシーツ
保管状態によっては経年劣化が進んでしまっていることも考えられます。
定期的に状態を確認して、必要であれば新しいものを購入して備えておきましょう。